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~一般社団法人 日本医療心理カウンセラー協会 認定カウンセラー研修制度~
アンコールセミナーを開講いたします。 忙しくて平日は参加できなかったあなたへ。 ゴールデンウィークを活用して学習を進めましょう! 【テーマ】睡眠障害・知っておいてほしい睡眠と不眠のお話 【日程】5月4日(日)10:00~12:00 【受講料】12,960円 ★今回の受講では、一般社団法人 日本医療心理カウンセラー協会 認定カウンセラー研修制度、 基礎研修/生涯研修の Ⅲ群1単位を取得できます! 【内容】 2011年8月に行われた不眠症状の全国調査の結果では『不眠症状なし』は37%、『軽度の不眠症状』が21%、『中等度の不眠症状』が30%、『重度の不眠症状』が13%となり、中等度と重度をあわせて40%以上の人が不眠症の疑いがあることがわかりました。この人たちに自分が不眠症だと思うか聞いたところ、74%が『不眠症だと思わない』と回答したそうです。 潜在的に不眠症が疑われる人の多くが、自分が不眠症であることを自覚していないことがわかります。 不眠は高血圧や糖尿病などの身体の病気だけではなく、うつ病などのメンタルヘルス不調の原因にもなります。 もちろん一過性の不眠症は、誰でも経験することであり過度な心配は必要ありません。しかし、慢性的な不眠は放置すると、深刻な心身の問題が生じる恐れがあります。不眠症状が長引く場合は適切な対処が必要です。 また、不眠症の疑いのある人の半数以上で不安で寝付けないことがあると回答しています。不安やストレスも不眠症の要因になります。一方で、不安で寝付けない人の半数が悩みを解消するために適切な対策を行っていません。『寝る前にアルコールを飲む』など、誤った対策を行う人もいます。 不眠症状は、4つに分類するやり方が一般的です。寝付きが悪い『入眠障害』、入眠した後、翌朝起床するまでに何度も目が覚める『中途覚醒』、起床時刻の2時間以上前に目が覚めて、その後再度入眠できない『早期覚醒』、睡眠時間は十分であるのに深く眠れた感覚が得られない『熟眠障害』の4つです。これらの睡眠の障害が慢性的に続くことで、日中のQOLが悪くなったり、疲労や倦怠感、集中困難、抑うつ、眠気、頭痛など様々なトラブルが現れてきます。 睡眠は事故など産業リスクにもつながることもお話したいと思っています。日本人成人の1割が慢性的な強い眠気を自覚しているといわれますが、世界的にみても、眠気が強くなる夜間に、ヒューマンエラーによる重大な事故が発生している傾向がわかっています。 睡眠障害の対応については、非薬物療法としては厚生労働省が発表している『睡眠障害対処12の指針』に基づいた睡眠衛生指導が大切です。そして、睡眠障害を引き起こす原因に応じて、適切な薬物治療が必要になる場合もあります。その場合安易な市販薬の利用はお勧めできません。 慢性不眠症の場合、専門の医師に相談し、薬物療法も含めた適切なアドバイスを受けて欲しいですね。 《予定している内容》 ・睡眠について(概論、研究、メカニズム) ・睡眠障害の負の側面 ・不眠による悪影響(身体、精神) ・不眠のタイプ ・不眠の原因 ・睡眠薬について ・睡眠障害対処 12の指針 ・精神疾患発症の危険因子としての睡眠障害 ・概日リズム睡眠障害 【講師】臼井 卓士(うすい たくじ) 【場所】三重心身クリニック
予約制となっております。お申し込みはお電話またはメールにてご予約下さい。 TEL:059-375-1100 E-mail:mpcmedical@future.ocn.ne.jp |
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